生涯一緒に暮らしていこうと誓い結婚したけれども、さまざまな事情で離婚を考えなくてはならなくなった。
自分が望んでいるにせよ、相手から求められているにせよ、離婚を決断するのは容易ではありません。
そうした中でストレスが限度を超え、「もうどうでもいいから早く離婚してしまいたい。」、「相手の顔も見たくないし早く別れてすっきりしたい。」
衝動的に離婚届を出してしまいたくなる時もあるでしょう。
お気持ちは大変よくわかります。
しかし離婚届の提出は少し待って下さい。
これは、問題を将来に先送りしているだけ、いえ、最悪取り返しのつかない事になる可能性があるのです。
あなたが離婚をするのは、今の生活から抜け出すだけではなく、今後幸せな生活を送るためではないでしょうか?
そのためには、離婚してしまう前にしっかりとした準備が必要です。
特殊な事情を除き、離婚を急いだ方が得になるという事はありません。
ここは我慢して今後の生活の事を見据えたビジョンを立て、納得してから離婚届を出すということが大切です。
ある団体の統計によると、離婚を考えたときの情報源として何を利用したかで、「離婚経験者、親、知人、友人に聞く」がランクインしています。
ここで少し注意する事があります。
個々の離婚に至る事情は人それぞれで、それが自分たちのケースに当てはまるとは限らないということです。
例えば、離婚経験者に「あなたの場合なら慰謝料はこれくらい貰えるはず」と言われ相手側と話し合いをしているがうまくいかない・・・etc
私も相談を受けるとよくあるのですが当事者の親から子供の離婚相談を受けた後に、実際本人から話を聞くと事情が違っていること(事実関係ですら!)があります。
そばにいる肉親ですら当事者の事情がわからないことがよくあるのです。
それが全くの一般の第三者の方なら言わずもがな。
アドバイスは参考程度に留めておき決してそれに流されないようにすることが大切です。
子供いる家庭では、離婚が子供に与える影響が心配で躊躇する人等がいると思います。
しかし、親の夫婦喧嘩での絶えない生活を我慢し続け心身ともに疲れ果てて暮らしている状態が、子供に悪い影響を与え、子供を不幸にすることがあります。
子供のために離婚を諦めて結婚生活を続けることは、親にとってだけでなく、実は子供にとっても良いことではありません。
親の「あなたのために離婚しなかった」という言葉は、子供を苦しめます。
離婚しない事の方が、離婚するよりも子供に大きな負担をかけることがあるのです。
人間は失敗をする生き物です。離婚は恥ずかしいことでも人生の汚点でもありません。
子供のことを考えるのなら、まずはあなたが幸せになることが必要ではないでしょうか?
離婚を新しい幸せな人生のスタートにしましょう。
当事務所はそのためのお手伝いを全力で行います。
谷 雅史行政書士・社会保険労務士事務所
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